こんにちは、管理栄養士の尾上です。
ビタミンCは、水に溶けやすい水溶性ビタミンのひとつです。
美容に関心がある人は化粧品やサプリメントでもおなじみなビタミンですね。
ビタミンCはコラーゲンを作ったり、免疫力を高めてくれるはたらきがあります。
今回は「ビタミンCの栄養」について解説していきたいと思います。
目次
ビタミンC(水溶性ビタミン)とは
ビタミンCは、水に溶けやすい水溶性ビタミンのひとつです。
抗酸化作用があり、美容にも効果が高いビタミンです。
また、がんの予防や治療にビタミンCが有効だということで、ビタミンCの点滴治療などが応用されています。
ビタミンCの主なはたらき
・コラーゲンをつくる
・免疫力を高める
・鉄の吸収を助ける
・抗酸化作用
ビタミンCの適正な量
ビタミンCは1日にどのくらいの量を摂ればいいでしょう。
ビタミンCは通常の食事では過剰症が認められていないので、耐容上限量は設定されていません。
ビタミンCの摂取推奨量
成人男女 100mg
ビタミンCが不足すると・・・
ビタミンCが不足すると、風邪をひきやすくなったり、貧血になるリスクが高まります。
また、壊血病といって、毛細血管の出血が起こるリスクも高まります。
・壊血病
・貧血
・骨形成不全
ビタミンCが過剰だと・・・
過剰症は報告されていませんが、サプリメントなどで摂取する場合は用法・容量を守りましょう。
ビタミンCが多く含まれる食べ物
ビタミンCが多く含まれる食べ物は、果物、野菜などです。

まとめ
ビタミンCはストレスとも深い関係があり、ストレスが多い人ほどビタミンCの必要量も多いと言われています。
また、たばこを吸う人もビタミンCの消費量が多いので要注意です。
今回は「ビタミンCの栄養」について解説しました。